前作業:
データ内容の確認

ここでは、FDcloneもしくはUNIXの基本コマンドを利用し、チュートリアルで利用するデータを画面に表示し、その内容を確認していきます。FDcloneを利用するケースとしないケースとの分けて説明していきます。

注)以下の説明では、チュートリアルで利用するデータが"/mnt/h00/tutorial"というディレクトリにインストールされているものとして話を進めていきます。その他のディレクトリにインストールしている方は、ディレクトリ名を読みかえて進めていってください。また、データのインストールが未だの方は、ここからデータをダウンロードし、インストールしてください。

UNIXの標準コマンドを利用してデータ内容を確認する

以下のように、"cd"コマンドで、データがインストールされているディレクトリへ移ります。

$ cd /mnt/h00/tutorial

"ls -l"コマンドで、カレントディレクトリのファイル一覧を表示させると、以下のように19個のファイル名が表示されるはずです。

[hamuro@ipc tutorial]$ ls -l
total 4216
-rw-r--r--    1 public   public      19664 Jul 31 13:08 cust.xt
-rw-r--r--    1 public   public    3546853 Jul 31 13:08 dat.xt
-rw-r--r--    1 public   public      42998 Jul 31 13:08 dat200201.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      45795 Jul 31 13:08 dat200202.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      48880 Jul 31 13:08 dat200203.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      52912 Jul 31 13:08 dat200204.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      55105 Jul 31 13:08 dat200205.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      54603 Jul 31 13:08 dat200206.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      55151 Jul 31 13:08 dat200207.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      52962 Jul 31 13:08 dat200208.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      51903 Jul 31 13:08 dat200209.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      50209 Jul 31 13:08 dat200210.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      45707 Jul 31 13:08 dat200211.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public      45468 Jul 31 13:08 dat200212.xt.gz
-rw-r--r--    1 public   public        371 Jul 31 13:08 jicfs1.xt
-rw-r--r--    1 public   public        755 Jul 31 13:08 jicfs2.xt
-rw-r--r--    1 public   public       5835 Jul 31 13:08 jicfs4.xt
-rw-r--r--    1 public   public      33761 Jul 31 13:08 jicfs6.xt
-rw-r--r--    1 public   public      35260 Jul 31 13:08 syo.xt
[hamuro@ipc tutorial]$

最後の列にファイル名が示されており、そのサイズが5列目に示されています。そして、それそれのファイルの内容は以下の表に示されるとおりです。

ファイル名 呼び名 内容
cust.xt 顧客マスター 顧客の生年月日と性別
dat.xt 顧客購買履歴 顧客が何を、いつ、どこで、いくら、いくつ買ったか、といった購買履歴
dat2002xx.gz 月別顧客購買履歴 dat.xtを月別に分割し、圧縮したファイル
gicfs1.xt 商品大分類マスター 商品の大分類コードおよびその名称
gicfs2.xt 商品中分類マスター 商品の中分類コードおよびその名称
gicfs4.xt 商品小分類マスター 商品の小分類コードおよびその名称
gicfs6.xt 商品細分類マスター 商品の細分類コードおよびその名称
syo.xt 商品マスター 商品の商品名大中小分類コード、メーカーコード、ブランドコード、仕入単価

それぞれのデータの内容を確認するために、"more"もしくは"less"コマンドを利用します。
顧客購買履歴データである"dat.xt"を表示させましょう。

<?xml version="1.0" encoding="euc-jp"?>
<xmltbl version="1.1">
<header>
<title>顧客購買履歴データ</title>
<comment>
人工データ
</comment>
<field no="1" name="店" sort="1"></field>
<field no="2" name="日付" sort="2"></field>
<field no="3" name="時間" sort="3"></field>
<field no="4" name="レシート" sort="4"></field>
<field no="5" name="顧客" sort="5"></field>
<field no="6" name="商品" sort="6"></field>
<field no="7" name="大分類" sort="7"></field>
<field no="8" name="中分類" sort="8"></field>
<field no="9" name="小分類" sort="9"></field>
<field no="10" name="細分類" sort="10"></field>
<field no="11" name="メーカー" sort="11"></field>
<field no="12" name="ブランド" sort="12"></field>
<field no="13" name="仕入単価" sort="13"></field>
<field no="14" name="単価" sort="14"></field>
<field no="15" name="数量" sort="15"></field>
--More--(0%)

moreコマンドは、テキストファイルの内容を一ページづつ表示します。「スペース」キーを押せば、次のページを表示します。

<field no="15" name="数量" sort="15"></field>
<field no="16" name="金額" sort="16"></field>
<field no="17" name="仕入金額" sort="17"></field>
<field no="18" name="粗利金額" sort="18"></field>
</header>
<body><![CDATA[
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000184 1 11 1111 111113 1481 148103 194 271 1
271 194 77
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000186 1 11 1101 110143 0586 058602 400 459 1
459 400 59
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000191 1 11 1197 119705 0255 025504 257 341 1
341 257 84
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000270 1 14 1406 140661 1964 196403 306 420 1
420 306 114
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000270 1 14 1406 140661 1964 196403 306 420 1
420 306 114
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000287 1 11 1119 111905 0357 035701 315 396 1
396 315 81
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000305 1 14 1403 140325 0650 065004 409 609 1
609 409 200
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000319 1 11 1116 111605 0324 032402 301 409 4
1636 1204 432
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000329 1 11 1116 111603 1117 111705 317 356 1
--More--(0%)

moreの操作は、
「Enter」キー:一行づつ進めるには「Enter」キー
「b」キー:一画面戻る

"less"コマンドも"more"コマンドと同様の機能をもったコマンドですが、より高機能です。
"more"や"less"の詳しい説明は、"man"コマンドなどで確認してください。

次に各自で、その他のファイル(拡張子が".gz"のファイル以外)を表示してみてください。
ブラウザ上から各ファイルの内容を確認したければ、このページで閲覧できます。

ここで、"dat200201.xt.gz"など、拡張子が".gz"のファイルは圧縮されたファイルです。そのため、moreやlessコマンドでは内容を表示できません。通常ですと、解凍してからmoreやlessで閲覧するという面倒くさいことをする必要がありますが、MUSASHIでは、圧縮されたXMLtableのデータを閲覧するために、"xtless"という非常に便利なコマンドが用意されています。例えば次のように入力してみてください。

$ xtless dat200201.xt.gz

すると、圧縮ファイルであっても、以下のように、項目名を先頭にデータが表示されます。
  注)実は、xtlessコマンドは、xt2txtコマンドとlessコマンドを組み合わせたシェルスクリプトです。

店 日付 時間 レシート 顧客 商品 大分類 中分類 小分類 細分類 メーカー ブランド 仕入単
価 単価 数量 金額 仕入金額 粗利金額
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000184 1 11 1111 111113 1481 148103 194 271 1
271 194 77
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000186 1 11 1101 110143 0586 058602 400 459 1
459 400 59
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000191 1 11 1197 119705 0255 025504 257 341 1
341 257 84
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000270 1 14 1406 140661 1964 196403 306 420 1
420 306 114
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000270 1 14 1406 140661 1964 196403 306 420 1
420 306 114
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000287 1 11 1119 111905 0357 035701 315 396 1
396 315 81
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000305 1 14 1403 140325 0650 065004 409 609 1
609 409 200
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000319 1 11 1116 111605 0324 032402 301 409 4
1636 1204 432
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000329 1 11 1116 111603 1117 111705 317 356 1
356 317 39
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000350 1 14 1403 140321 1433 143302 254 312 4
1248 1016 232
A 20020101 103818 1000002 A00021 0000357 1 14 1403 140323 1812 181204 373 436 1
:

以上で「UNIXコマンドを利用したデータの閲覧」について終了します。お疲れさまでした。

FDcloneを利用してデータ内容を確認する

FDcloneを利用すれば、コマンドラインからコマンドを入力することなく簡単にディレクトリの移動やデータの閲覧が可能になります。

FDcloneが正しくインストールされていれば、コマンドラインから"fd"と入力すると下図のような初期画面が表示されます(表示されているファイルやディレクトリは異なります)。

FDcloneでは、「BackSpace」キーで親ディレクトリへ移動し、ディレクトリ名にカーソルを合わせ(矢印キーで移動する)「Enter」キーを押すことにより、そのディレクトリに移動できる。そこでチュートリアルのデータが保存されている"/mnt/h00/tutorial"のディレクトリに移動しよう。目的のディレクトリに一発で移動したい人は、"l"(小文字のL)を押し、続けてディレクトリ名を直接入力すればよい。
注)FDcloneのより詳しい利用方法はここで。

/mnt/h00/tutorialのディレクトリ中には合計19個のファイルがある。それぞれのファイルの内容は以下に示すとおりである。

それそれのファイルの内容は以下の表に示されるとおりです。
注)上記の"dat200201.xt"は、表示領域の制限で、拡張子の".gz"が表示されていません。このようなときは、"1"(数字の1)を押せば、一列表示になり、より長いファイル名も確認できます。また2列表示に戻すときは"2"を押せばOKです。

ファイル名 呼び名 内容
cust.xt 顧客マスター 顧客の生年月日と性別
dat.xt 顧客購買履歴 顧客が何を、いつ、どこで、いくら、いくつ買ったか、といった購買履歴
dat2002xx.gz 月別顧客購買履歴 dat.xtを月別に分割し、圧縮したファイル
gicfs1.xt 商品大分類マスター 商品の大分類コードおよびその名称
gicfs2.xt 商品中分類マスター 商品の中分類コードおよびその名称
gicfs4.xt 商品小分類マスター 商品の小分類コードおよびその名称
gicfs6.xt 商品細分類マスター 商品の細分類コードおよびその名称
syo.xt 商品マスター 商品の商品名大中小分類コード、メーカーコード、ブランドコード、仕入単価

FDcloneでは、通常ファイルにカーソルを合わせて「Enter」キーを押すと、その中身が表示されます。また圧縮ファイルであっても、自動的に判別して内容を表示してくれます。
それでは"dat.xt"にカーソルを合わせてEnterキーを押し、中身を確認しましょう(下図参照)。実はデータの表示には"more"コマンドが使われています。
注)表示コマンドを"less"コマンドなどに変更したければ、fd2rcファイルの設定を変更することで可能となります。

次に各自で、その他のファイルの内容もを表示してみてください。
ブラウザ上から各ファイルの内容を確認したければ、このページで閲覧できます。