last update: 2004年12月06日

インストール手順(ver. 1.0.3)

配布パッケージの内容
0 MUSASHI-PACKAGE 以下のCORE〜CHECKまでを全て含んだRPMパッケージ
1 MUSASHI-CORE コマンド群およびライブラリ
2 MUSASHI-MAN 全コマンドのmanページ
3 MUSASHI-MODULE スクリプトコマンド集(COREが必要)
4 MUSASHI-SCENARIO not yet
5 MUSASHI-CHECK 動作チェックスクリプト(COREが必要)
6 MUSASHI-GUI JAVAで動くユーザインターフェース

環境別インストール順序
RedHat系Linux 0.A もしくは 0.B → 5
その他のLinux 1.A もしくは1.B → 2 → 3 → 5
Cygwin 1.C → 2 → 3 → 5
Solaris 1.D → 2 → 3 → 5
FreeBSD 1.E → 2 → 3 → 5

前知識

OSやディストリビューション別の、インストールおよび動作確認につきましてはこちらでチェック願います。

MUSASHI-COREの動作に必要なライブラリは以下の3つです。

0.MUSASHI-PACKAGE

A) RedHat系RPMSファイルによるインストール

ここから以下の表を参考にご利用の環境に合ったRPMファイルをダウンロードしてください。この表以外のディストリビューション(バージョン)でインストールされる方は、0-Bでのインストール方法を推奨します。

パッケージ名 ディストリビューション名
VL26 Vine Linux 2.6r4
TL10 Turbo Linux 10
Mdk92 Mandrake Linux 9.2
FC1 Fedora Core1

次に、以下の手順に従ってインストールします。

新規インストールの場合
% su
# rpm -i musashi-1.0.3-1.i586.rpm

旧バージョンをrpmsで既にインストールしている場合
% su
# rpm -e musashi
# rpm -i musashi-1.0.3-1.i586.rpm

注1) 1.0.3より、コマンドは全て/usr/binにインストールするように変更されました(以前は/usr/local/bin)ので、旧バージョンを既に導入されている方は、旧バージョンを必ずアンインストールしてください。
注2) TurboLinux7でバイナリインストールするためには、libxml2のupdateを行う必要があります。

B) RedHat系SRPMSファイルによるインストール

まずrpmパッケージを扱う作業場所を確保します。
一般ユーザのホームディレクトリ以下にrpmという作業領域を作ります。
ここではホームディレクトリに作りますが、別に他の場所でも構いません。
その場合はpathを適宜読みかえてください。

% cd (自分のホームディレクトリをカレントディレクトリにする)
% mkdir -p ~/rpm/{SPECS,SOURCES,SRPMS,RPMS/i386,RPMS/noarch,BUILD}
% vi .rpmmacros

".rpmmacros"という名称のファイルを作成する。中身は以下の通り。

%_topdir (homeディレクトリのpath)/rpm

注) VineLinuxでは通常にアカウントを作成すると上記作業はdefaultでされています。

% cd rpm/SRPMS (ここにmusashi-1.0.3-1.src.rpmを置きます)
% rpmbuild --rebuild musashi-1.0.3-1.src.rpm
または
% rpm --rebuild musashi-1.0.3-1.src.rpm

これでrpm/RPMS/i386以下にmusashi-1.0.3-1.i386.rpmが生成されます。

パッケージのインストールには管理者権限になり行います。

% su
# rpm -i ~/rpm/RPMS/i386/musashi-1.0.3-1.i386.rpm
# exit
%

おそらくbuildチェックできたRPM系のどのディストリでも同じ方法で
対応可能なはずです。

rpmパッケージの作成に関してはhttp://vinelinux.org/manuals/using_rpm.htmlの3.5章のhttp://vinelinux.org/manuals/using_rpm-3-5.htmlに詳しい情報がありますのでご参照ください。

上記SRPMに関する内容はmusashi-usersメーリングリストにおける まちの氏のメール内容に基づいて作成しています。

1.MUSASHI-CORE

A) EUC環境でtarballソースからのインストール

musashi-core-1.0.3.tar.gzファイルをここからダウンロードし、以下の手順に従いインストールをおこないます。

% tar zxvf musashi-core-1.0.3.tar.gz
% cd musashi-core-1.0.3
% ./configure
% make
% su
# make install

この方法では、全コマンドは/usr/local/binにインストールされます。

注) Linux上でlibiconvがインストールされていると以下のようなメッセージと伴にmakeに失敗することがああります。
"../lib/.libs/libmusashi.so: undefined reference to `libiconv'"

B) 日本語エンコーディングを変えてtarballソースからのインストール

musashi-core-1.0.3.tar.gzファイルをここからダウンロードし、以下の手順に従いインストールをおこないます。
ここではFedoraCore1で利用されているUTF-8を前提に話を進めていきます。

% tar zxvf musashi-core-1.0.3.tar.gz
% cd musashi-core-1.0.3

上記の手順が終われば、setdocenc.shファイルを編集する。ファイルのはじめにあるコマンドヘルプ、XML文書のエンコーディングを以下の通りUTF-8に指定する(コメントをはずす)。

    :
    :
# Encoding for command help message (-h)
#helpEnc=ja-euc
#helpEnc=ja-sjis
helpEnc=ja-utf8
#helpEnc=en

# Default encoding for XML document
#xmlEnc=euc-jp
#xmlEnc=Shift_JIS
xmlEnc=UTF-8
     :
     :

続いて以下の手順でインストールする。

% ./setdocenc.sh
% ./configure
% make
% su
# make install

C) Cygwin上でのインストール

MUSASHIをCygwinで快適に利用するためのCygwinのインストール方法についてはここを参照してください。以下のインストール手順は、その方法でインストールされたCygwin上でのみ確認がとれています。
musashi-core-1.0.3.tar.gzファイルをここからダウンロードし、以下の手順に従いインストールをおこないます。

MUSASHIをEUC環境で利用する場合

% tar zxvf musashi-core-1.0.3.tar.gz
% cd musashi-core-1.0.3
% ./configure
% make
% make install

MUSASHIをSJIS環境で利用する場合

setdocenc.shファイルを編集する。ファイルのはじめにあるコマンドヘルプ、man文書、XML文書のエンコーディングを指定する(コメントを外す)。以下の通り、man文書はeuc、その他はSJISに設定する(コメントを外す)。

    :
    :
# Encoding for command help message (-h)
#helpEnc=ja-euc
helpEnc=ja-sjis
#helpEnc=ja-utf8
#helpEnc=en

# Default encoding for XML document
#xmlEnc=euc-jp
xmlEnc=Shift_JIS
#xmlEnc=UTF-8
     :
     :

続いて以下の手順でインストールする。

% tar zxvf musashi-core-1.0.3.tar.gz
% cd musashi-core-1.0.3
% ./setdocenc.sh
% ./configure
% make
% make install

D) Solarisでのインストール

以下のインストール手順はSolaris9(x86プラットフォーム)で確認した内容です。SPARCプラットフォームや以前のバージョン(Solaris8)については追加作業が必要になるかもしれません。

1) GNUツールのインストール

Solaris9ではGNU関連のツールが標準でインストールされていないので、Sunfreeware.comより以下の必要パッケージをダウンロードし、インストールする必要があります。

注) solaris8ではlibxml2がデフォルトではインストールされていないので、インストールする必要あり(矢田先生からの報告)

全ファイルを保存したディレクトリにて、以下の操作を行います(解凍->ルートユーザへ->パッケージインストール)。

% gunzip *.gz
% su
# pkgadd -d autoconf-2.57-sol9-intel-local
# pkgadd -d automake-1.7.2-sol9-intel-local
# pkgadd -d libtool-1.5-sol9-intel-local
# pkgadd -d make-3.80-sol9-intel-local
# pkgadd -d gcc-3.3.2-sol9-intel-local
# pkgadd -d libiconv-1.8-sol9-intel-local
# pkgadd -d m4-1.4-sol9-intel-local

 上記のpkgaddを実行中に、「ディスクスペースが足りない」等のメッセージが出た場合の対処方はこちらに詳しい解説があります(根本的な解決のためには、Solarisのインストール時に/varや/tmp、/は大きめに確保しておくことがコツです)。
 これらのツールは全て、/usr/local以下にインストールされますので、PATHなどの環境変数の設定を行います。ホームディレクトリの.profileファイルを編集すればOKです(再ログインの必要あり)。

設定する環境変数は、PATH, MANPATH,LD_LIBRARY_PATHの3つです。
またPATHには、arコマンドのあるパス(/usr/ccs/bin)も追加しておきます。

設定例は以下の通りです。

PAHT=/usr/bin:/usr/local/bin:/usr/ccs/bin:/usr/ucb:/etc:.
MANPATH=$MANPATH:/usr/local/man
LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib
export PATH
export MANPATH
export LD_LIBRARY_PATH

2) MUSASHIのインストール

 そして、MUSASHIのコンパイルです。他の環境と同様に、 musashi-core-1.0.3.tar.gzファイルをここからダウンロードし、保存したディレクトリで以下の手順でコンパイル&インストールを行います。途中、makeの中で、ライブラリに関するWarningメッセージがいくつか出てきますが、特に問題はないと思います。
 また、Solarisの日本語エンコーディングにUTF-8を選んでいるなら、以下の手順で./configureする前に、"./setdocenc ja-utf8"を実行してください。

% gunzip musashi-core-1.0.3.tar.gz
% tar xvf musashi-core-1.0.3.tar
% cd musashi-core-1.0.3
% ./configure
% make
% su
# make install

注) ルートユーザで/usr/local/binにパスが通っていなければ"make install"できません。以下の手順でPATH変数の設定を行ったのち、"make install"を実行してください。

% su
# PATH=/usr/bin:/usr/local/bin:/usr/ccs/bin:/usr/ucb:/etc:.
# export PATH
# make install

備忘録)
  ktermからsshによるアクセスではviが使えない。そこで"export TERM=xterm"としておく。
  日本語を編集できるようにするために、"export LANG=ja"としておく。

E) FreeBSDでのインストール

以下のインストール手順は、FreeBSD4.9-RELEASEにて確認されたものです。

1) ports(or /stand/sysinstall)を使って必要なpackageを入れる

+autoconf
+automake
+libxml
+libiconv
+libtool
+m4
+gmake
+bash

2) bashのシンボリックリンクを作る

cd /bin
ln -s /usr/local/bin/bash bash

3) musashiのインストール
注意:BSDmakeではコンパイルできないのでgmakeを指定する。

tar -zxvf musashi-*.tar.gz
cd musashi-*
./configure
gmake CFLAGS="`xml2-config --cflags` `xml2-config --libs`"
gmake install

以上でインストールは終わりです。

上記FreeBSDに関する内容はmusashi-usersメーリングリストにおける 増田氏のメール内容に基づいて作成しています。

2. MUSASHI-MAN

最新のmusashi-man-XXXXXXXX.tar.gzファイルをここからダウンロードし、以下の手順に従いインストールをおこないます。

% tar zxvf musashi-man-XXXXXXXX.tar.gz
% cd musashi-man-XXXXXXXX

上記の手順が終われば、Install.shファイルを編集する。ファイルのはじめにある、manEnc変数を利用環境に応じて変更する(コメントを外す)。以下の例ではja-utf8(UTF-8環境)に設定している。

Cygwin : SJIS環境であろうとEUC環境であろうとja-eucを選ぶ。
FedoraCore : ja-utf8を選ぶ。

またmanページがインストールされるディレクトリを変更する必要があれば、manRoot変数の内容を修正する。

    :
    :
# Choose Japanese encoding you like to install and remove the comment character.
#manEnc=ja-euc
#manEnc=ja-sjis
manEnc=ja-utf8

# Chage path name that man pages will be installed if nesessary.
manRoot=/usr/local/man
     :
     :

続いて以下の手順でインストールする。

% su
# ./Install.sh

注1)英語のman文書は/usr/local/man/man1に、日本語のman文書は/usr/local/man/ja/man1にインストールされます。
LANG環境変数を変えることによって、日本語と英語のマニュアルも切り替えることができます。詳しくはMUSASHI-CHEKの節参照。

3. MUSASHI-MODULE

最新のmusashi-module-XXXXXXXX.tar.gzファイルをここからダウンロードし、以下の手順に従いインストールをおこないます。

% tar zxvf musashi-module-XXXXXXXX.tar.gz
% cd musashi-module-XXXXXXXX

上記の手順が終われば、Install.shファイルを編集する。ファイルのはじめにある、enc変数を利用環境に応じて変更する(コメントを外す)。以下の例ではja-utf8(UTF-8環境)に設定している。

Cygwin : SJIS環境であればja-sjisを、EUC環境ではja-eucを選ぶ。
FedoraCore : ja-utf8を選ぶ。

またスクリプトコマンドがインストールされるディレクトリを変更する必要があれば、binpath変数の内容を修正する。

    :
    :
# Choose Japanese encoding you like to install and remove the comment character.
#enc=ja-euc
#enc=ja-sjis
enc=ja-utf8

# Chage path name that MUSASHI modules will be installed if nesessary.
binpath=/usr/local/bin
     :
     :

続いて以下の手順でインストールする。

% su
# ./Install.sh

サンプルスクリプトの動作確認

インストールが終了すれば、"sample"ディレクトリに各モジュールのサンプルスクリプトがあるので、実行し動作確認をする。結果は"outdat"ディレクトリにできる。

% cd sample
% ./abc.sh

% ./mvavg.sh
%    :

4. MUSASHI-SCENARIO

最新のmusashi-scenarioe-XXXXXXXX.tar.gzファイルをここからダウンロードし、以下の手順に従いインストールをおこないます。

% tar zxvf musashi-scenario-XXXXXXXX.tar.gz
% cd musashi-scenario-XXXXXXXX

上記の手順が終われば、Install.shファイルを編集する。ファイルのはじめにある、enc変数を利用環境に応じて変更する(コメントを外す)。以下の例ではja-utf8(UTF-8環境)に設定している。

Cygwin : SJIS環境であればja-sjisを、EUC環境ではja-eucを選ぶ。
FedoraCore : ja-utf8を選ぶ。

またスクリプトコマンドがインストールされるディレクトリを変更する必要があれば、binpath変数の内容を修正する。

    :
    :
# Choose Japanese encoding you like to install and remove the comment character.
#enc=ja-euc
#enc=ja-sjis
enc=ja-utf8

# Chage path name that MUSASHI modules will be installed if nesessary.
binpath=/usr/local/bin
     :
     :

続いて以下の手順でインストールする。

% su
# ./Install.sh

サンプルスクリプトの動作確認

インストールが終了すれば、テンプレートスクリプトを"sample"ディレクトリにコピーする(通常ユーザとして)。

% ./InsatllTmp.sh

各シナリオのテンプレートスクリプトがあるので、実行し動作確認をする。

% cd sample
% ./mssRFM_tmp.sh

実際にシナリオを利用する際には、テンプレートをコピー&編集し利用する。

5. MUSASHI-CHECK (コマンドの動作確認)

1) コマンド動作確認

以下のようにコマンドヘルプを表示させてください。

% xtcut -h

ヘルプが日本語で表示されていればOKです。

2) man文書の閲覧を確認

以下のようにコマンドヘルプを表示させてください。

% man xtcut

このときman文書が日本語で表示されればOKです。

注)
"export LANG=C"を実行した後でmanを実行すると英語のマニュアルが表示されます。
(LC_ALLが設定されている時は、"export LC_ALL=C"も実行する必要があります。)
"export LANG=ja_JP.eucJP"(UTF-8の場合はja_JP.UTF-8)で日本語表示に戻ります。

3) コマンド動作確認スクリプト

インストールが完了した後に、コマンドが正しく動作しているかどうかを確認するためのスクリプトを用意しています。確認のための手順を以下に解説します。

最新のmusashi-check-XXXXXXXX.tar.gzファイルをここからダウンロードし、以下の手順に従います。
RPMでインストールをおこなったのであれば、このファイルは/usr/share/musashiディレクトリにインストールされていますので、適当なディレクトリにコピーしてください。

% tar zxvf musashi-check-XXXXXXXX.tar.gz
% cd musashi-check-XXXXXXXX

次に内容を確認してください。

% ls
advance/ artdat/ basic/ check.sh cleandat.sh
%

上記のように、3つのディレクトリと2つのスクリプトが含まれているはずです。それぞれの内容は以下に示すとおりです。

check.shを起動することにより、200程のMUSASHIスクリプトの実行を通して、ほとんど全てのMUSASHIコマンドの動作チェックを行います。それではcheck.shを実行しましょう。

% ./check.sh 

チェックスクリプトが起動すると、画面上に実行完了メッセージが流れていくはずです。
すべてのチェックが終了すると、以下の二つのファイルが新たに作成されているはずです。

まずlogの内容を確認してください。エディタやlessを利用し、"NG"と"ERR"を検索してください。もしこれらのワードがなければ動作OKです。もしNGやERRのワードがあれば、diffListで出力結果に関するエラー内容を確認することができます。できればご利用の環境を明記の上、musashi-usersメーリングリストに投げていただければ助かります。

6.MUSASHI-GUI

MUSASHI-GUIのアップロードは終っているのですが、ファイルボリュームの問題か、Downloadできません。
現在、確認中です。しばらくお待ちください。