MUSASHI-COREインストール&動作確認チェックリスト

以下の表は、MUSASHIの様々な環境でのインストール&動作チェックをまとめたものです。musashi-usersメーリングリストにて多くの方にご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

Ver. 1.0.3

OS環境 (0-A)
RPMSによるバイナリインストール
(0-B)
SRPMによるBuild
(1)
tarballソースコンパイル&インストール
(5)
コマンド動作確認
備考
FedoraCore1 日本語がUTF-8環境のため、ソースからbuildする場合は、./setdocenc.shを編集の上実行する必要あり。
動作確認スクリプトはEUCのみ提供のため、バイト単位文字列長の結果などに違いがあるが、動作に問題はない。
(中原氏により確認)
RedHat 9.0
rpmbuildコマンド利用
(石倉氏により確認)
RedHat 7.3 (石倉氏、海老澤氏により確認)
TurboLinux Workstation 10
rpmbuildコマンド利用
(矢田氏、まちの氏、石倉氏により確認)
TurboLinux Workstation 7.0 libxml2をupdateする必要あり(注1)
VineLinux 2.6 (まちの氏により確認)
VineLinux 2.5 libxml2をインストールする必要あり(注2)
(石倉氏により確認)
Mandrake-9.2 (まちの氏により確認)
PlamoLinux 3.3 (さとう氏により確認)
KNOPPIX3.3 libxml2-devel,zlib1g-dev,libc6-devをインストールする必要あり
(宗近氏により確認)
Cygwin 1.5.5-1 EUC環境で利用するなら何の問題もない。
SJIS環境で利用するならば./setdocenc.shを編集の上実行する必要あり。(インストールマニュアル参照)
Solaris9(x86プラットフォーム) 各種GNUツールを導入する必要あり(インストールマニュアル参照)
日本語がUTF-8環境であれば./setdocenc.shを編集の上実行する必要あり。
FreeBSD4.9 autoconf等のパッケージ追加の必要あり(注3)
(増田氏により確認)

◎:確認済み ○:追加作業のうえ確認済み △:一部問題あり ×:不可(確認求む) −:該当なしor未確認

参考資料:環境別GNUツールバージョン

黄色で示された欄:MUSASHIを動作させるためにinstallやupdate作業が必要となります。
緑色で示された欄:動作に問題はありませんが、注を参照ください。

OS環境 autoconf automake gcc libiconv libtool m4 make libxml2 zlib
FedoraCore1 2.57 1.4 3.3.2 --- 1.5 1.4.1 3.79.1 2.5.11 1.2.0
RedHat 9.0 2.57 1.5 3.2.2 --- 1.4.3 1.4.1 3.79.1 2.5.4 1.1.4
RedHat 7.3 2.53 1.4 2.96 --- 1.4.2 1.4.1 3.79.1 2.4.19 1.1.3
TurboLinux Workstation 10.0 2.57 1.7.2 3.3.1 --- 1.4.3 3.80 2.5.11 1.1.4
TurboLinux Workstation 8.0 2.13 1.4 2.96 --- 1.3.5
(注a)
1.4 3.79.1 2.4.19 1.1.4
TurboLinux Workstation 7.0 2.13 1.4 2.95.3 1.3 1.3.5
(注a)
1.4 3.79.1 2.3.11
(注1)
1.1.3
VineLinux 2.6  2.13 1.4 2.95.3 --- 1.4.2     2.4.21  
VineLinux 2.5 2.13 1.4 2.95.3 --- 1.4 1.4.1 3.79.1 ---
(注2)
1.1.4
KNOPPIX3.3  2.57  1.7.7 3.2.3 ---     3.80  2.6.3  
Cygwin 1.5.5-1 2.59 1.7.9 3.3.1 1.9.1 1.5 1.4 3.80 2.5.11 1.1.4
Solaris9(x86) 2.57 1.7.2 3.3.2 1.8 1.5 1.4 3.80 2.5.4 1.1.4
FreeBSD4.9 2.57 1.7.5 2.95.4 1.9.1 1.3.5 1.4 3.80 2.6.4 1.1.4

注1) TurboLinux7でlibxml2をupdateする手順
libxml2-2.4.28-1.i586.rpmlibxml2-devel-2.4.28-1.i586.rpm をダウンロードする。
# rpm -e libxml2-devel
# rpm -U libxml2-2.4.28-1.i586.rpm
# rpm -i libxml2-devel-2.4.28-1.i586.rpm

注2) VineLinux2.5でlibxml2をインストールする手順
ルートユーザにて、
# apt-get update libxml2
を実行する。

注3) FreeBSD4.9-RELEASEで各種パッケージをインストールする手順
1) ports(or /stand/sysinstall)を使って必要なpackageを入れる
+autoconf
+automake
+libxml
+libiconv
+libtool
+m4
+gmake
+bash

2) bashのシンボリックリンクを作る
cd /bin
ln -s /usr/local/bin/bash bash

注a) build時に"libtool: install: warning `../lib/libmusashi.la` has not been installed ..."といった警告メッセージが出ますが問題ありません。この警告メッセージはlibtool1.4以上ではでません。